千里緑地の高町池付近で大阪府の準絶滅危惧種にも指定されているヒメボタルの生息調査が行われており、この3年間で毎年7千から8千頭が計測されています。
貴重な自然が残るこの地域とヒメボタルを次世代に残し伝えようと、吹田市は平成23年4月に千里緑地第4区の一部を天然記念物「ヒメボタル生息地とそのヒメボタル」に指定しました。今後はヒメボタルの生息環境を適正に保全するために、高町池周辺の千里緑地を『緑地保全地区』に定められるよう取組んでいきます。
大阪府で約70年ぶりに発見されたヤマサギソウ。70年ぶりなので、絶滅危惧種にも掲載されていません。またアイナエ、スズサイコ、イヌセンブリ等も大阪府のRED LISTに載っていますが千里ニュータウンの原っぱで見つかりました。今後は絶滅危惧種を育む草地保全や吹田市での生物多様性地域戦略について積極的に取組んでいきます。
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