平成13年12月の定例会に吹田市で初めてブックスタートの提案をしました。実際にブックスタート事業が導入されたのは平成15年10月からとなっていますが、導入後の親子の関わり方、子どもの本に対する興味関心などについて、ブックスタートの時に本を手渡さされた親と子が幼稚園児小学生へと成長して行った時の様子を見極めていきたいと言う思いから質問を続けています。
ブックスタートとは
1992年にイギリスで始まった運動で”share books with your baby”直訳すると「赤ちゃんと本を共有しなさい!」とそのキャッチフレーズが示すように、ブックスタートで手渡された本を通して、赤ちゃんと楽しいひとときを過ごすことを応援する運動なのです。
吹田市では
平成15年から導入され、生後4カ月から1歳の誕生月の月末までの赤ちゃん(吹田市民)を対象とし、その保護者に各図書館や自動車文庫のカウンターで、子育てにとっての絵本の読み聞かせの大切さや楽しさについての話をしながら、5冊の絵本の中から1冊を選んでもらいそれをブックスタートバックに入れて必ず手渡しをしています。
またその時に図書館への登録に勧めや各図書館で行われている「読み聞かせの会」の案内をしたり、お勧めの絵本のリストを渡すなどの吹田市におけるブックスタート事業の案内も行っています。