市民活動歴35年
地域福祉、地域防災のまちづくりで次世代に誇れる吹田の実現に向けて!
吹田市は今、人口が増加傾向にあります。全国でも例外の一つですが、魅力があるから増えているのだと思っています。子育て世代も多いし、後期高齢者もたくさんおられ、国の財政支援がこういう世代にややもすると冷たくされ、基礎自治体である吹田市ができる限り頑張らなくてはと思っています。
「子どもも高齢者も地域で支援する」と言われて久しくなりますが、地域での福祉の充実、地域での防災力充実はすなわち、地域の「体力」そのものが必要になってくるのではと考えています。
地域でのコミュニティがあり、それがネットワーク化されて、それぞれが機能して、始めて実現するもので、自治会のような地縁型のネットワークであったり、福祉・環境・防災などのテーマ型のネットワークであったり、タテとヨコのつながりを結ぶ作業も必要で、一つひとつ積み上げていかねばならないと考えています。
自治体のチカラとは地域社会のコミュニティがいかに醸成しているかだと思っており、そこに多額の税金を投入しても充分見合うものだと思っています。
大阪の北摂地域で吹田市は、財政面やインフラなど都市機能などにおいてもこれから中心的な役割を果たしリードしていくべき立場にならなければならないと思っています。国の地方制度調査会の審議の中では、国は福祉施設や教育施設の広域自治体間での圏域機能を求めようとしていますが、吹田市はその中心的な役割を果たすべく体制を整えていかなくてはと考えています。
千里ニュータウン遠景